緩和ケア病棟、ホスピス
緩和ケアとは、ガンの治療ではなく、ガンの痛みを和らげる為の治療の一種です。
以前は標準治療がない末期のがん患者さんの為のケアというイメージがありましたが、最近では積極的に治療している人でも利用しているようになりました。
ガン治療は、末期がんでなくても、痛みや苦痛は発生しますので、緩和ケアは患者の家族のQOLの向上をさせ、安定した状態でガンの治療に取り組み為の医療となっています。
緩和ケアと同じように使われている言葉に、ホスピスがあります。
ホスピスとは末期医療ととらえるのが一般的ですが、基本的にはホスピスも緩和ケアも同じ内容です。
緩和ケアの形態
緩和ケアを希望する場合には、いくつかの形態があります。
- 治療中の病院の緩和ケアチームのケアを受ける
- 緩和ケア病棟のある医療機関に入院する
- 在宅で緩和ケアを受ける
上記の3つの形態にて緩和ケアを受ける事ができます。