【内装リフォーム】床板張替え工事
【内装リフォーム】床板張替え工事

内装リフォーム工事【床板張替え工事】

長年住宅を使用していると、床板も傷がついたり、汚れが落ちなくなったり、表面が剥がれたりとメンテナンスが必要になる時期がきます。

または、あまり痛みは目で見て取れなくても、床なりがひどくなったりして、張替えを検討する方も少なくありません。

「え?床って張り替えるの?」なんて思う方もいるかもしれませんが、床板も住宅建材ですので、長年の年数の経過によって傷みも出ますし汚れもつきますので、張替えが必要になることもあります。

また、メンテナンスの時期ではなくても、無垢材の床板に張り替えたり、クッションフロアに張り替えたりとする方もいます。

ここでは、床板の張替え工事に関しての知りたいを解決することのできる情報をご紹介します。

床板の張替えを検討している方はぜひご覧になってください。

床板の張替えの注意点

床板の張替えの工事は、基本的には部屋の床の一面を張替えることになり、部屋の一部分だけを張り替えるという事はおすすめしません。

「傷んでいる部分だけを張替えられないの?」と思う方もいることでしょう。

当然技術的には張替えることは可能なのですが、張り替えた部分の床と既存の床の色や質感が全く変わるので、張り替えた事が一目でわかってしまうのです。

「同じ品番の床板を使用すればいいんじゃないの?」と思った方もいることでしょう。

しかし、たとえ同じメーカーの同じ品番の商品を使用したとしても、製造の時期が違うと製造ロットが変わりますので、色味が違ってくるのです。

ですので、張り替えた部分が一目でわかってしまって「かっこわるい」のです。

ですので、張り替える際には一部屋の前面の床を張り替えることをお勧めします。

床板張替え工事の施工手順

「床板張替えって、そのくらいの期間がかかるの?」という質問がよくあります。

床板の張替え工事は実は簡単そうに見えて、結構大変な工事なのです。

では、床板の張替え工事の施工の手順をご紹介しましょう。

  1. 貼り替える部屋の荷物や家具を別の部屋に運ぶ
  2. 既存の床板の解体
  3. 下地剤の調整
  4. 新規の床板貼り
  5. 巾木の取り付け

床板の張替えの工事の施工手順はこのような工程になります。

実は思ったより大変な作業なのです。

それでは、一つづつご紹介していきましょう。

貼り替える部屋の家具や荷物を別の部屋に運ぶ

まずは、部屋の片付けです。

部屋に家具や荷物があっては、床板の工事ができませんので、部屋にあるものを全て他の部屋に運ぶ必要があるのです。

リビングなどの場合にはとても大変な作業となりますね。

既存の床板の解体

荷物が片付いたら、既存の床板の解体作業となります。

床板の解体は簡単な作業ではありません。床板同士がサネで結合されていることと、釘で下地に止まっていることで非常に解体が大変なのです。
また下地の合板と接着剤で接着してあるケースもあるので、解体作業は実はとても大変な作業なのです。

また、床板をはがす際には、巾木なども取らなくてはならず、解体作業は労力を非常に必要とします。

下地の調整

床板は根太材に釘や接着剤で止めているケースと、下地の合板に釘と接着剤で止めているケースがあります。

そのどちらのケースでも下地の調整が必要になります。

下地を調整して床面が水平になるように調整をしないと、新規の床材を張っても床面が平らでなくなってしまいますからね。

新規の床板を張る

下地の調整が済んだら、新規の床板を張ります。下地に釘や接着剤を使用して端から張っていきます。

巾木の取り付け

新規の床板を張ったら新規の巾木を取り付けて完了です。

床板張替え工事のまとめ

床板張替え工事は、一部分だけではなく部屋の全面の張替えをお勧めする工事です。

確かに一部分を張り替えるよりも、施工の金額は高くなりますが貼り換えた後は非常にきれいに仕上がりますので、思い切って張替えを検討してはいかがでしょうか?