【学資保険】学資保険の保険金の減額と支払い済保険
【学資保険】学資保険の保険金の減額と支払い済保険

学資保険の保険金の減額と払い済保険

学資保険は、保険に加入した時点で受け取る事の出来る保険金額や保険料が決定します。

更新はありませんので、基本的には、契約期間中決まった保険料を支払い続ける事になります。

学資保険は18年年間と非常に長い期間の保険になりますので、その期間中に給料が下がってしまったり、転職をしたりと、保険料を支払っていくのが難しくなってしまう可能性もあります。

経済的な理由から保険料を支払っていくのが難しくなってしまった場合には、下記のように対処方法があります。

  • 解約をする
  • 保険金額の減額をする
  • 払い済保険にする
  • 契約者貸付を利用する

解約をすると、解約返戻金は戻ってきますが、払込期間中での解約の場合には、たいていの場合には支払った保険料よりも少なくなってしまいますので、注意が必要です。

解約はしたくないけど、保険料の支払いが厳しいという場合には、「減額」や「払済」という方法があります。

すべての保険会社で出来る方法ではありませんが、契約をする際に確認しておく事がよいでしょう。

減額、払済とは

減額とは、保険金額を減らすという事で、生命保険の定期保険では一般的に行われている方法です。

当然、満期に受け取れる保険金額は減ってしまいますが、保険料を減らせば、支払っていけるという場合には、検討した方が良いでしょう。

払済とは保険料の支払いをストップして今までに支払った保険料をもとに、保険金額を割り出し、満期になったらその保険金額を受け取るという方法です。

この方法も生命保険の終身保険では一般的に行われている方法です。解約をするよりは、多く金額を受け取る事が出来ます。

一時的に支払いが難しい場合には

減額にしても、払済にしても、今後ずっと保険料の支払いが難しい場合に対処する方法ですが、一時的に支払いが難しくなった場合には、契約者貸付けという方法を利用すると良いでしょう。

契約者貸付けとは、解約返戻金の範囲内で、保険会社からお金を借りる事の出来る制度です。

保険料の支払いがストップすると、保険の契約はストップしてしまいますが、自動振替貸付けにより、保険会社が立て替えて支払いをしてくれます。

解約返戻金の範囲内であれば、保険料を支払わずに保険契約を継続しておく事が出来ます。

しかし、借りている状態ですので、返済はしなくてはなりません。

返済をしないと、満期時に満期保険金から差し引かれてしまいます。