対物賠償責任補償の保障金額の決め方
対物賠償責任補償の補償金額の決め方のご説明を致します。
対物賠償責任補償も対人賠償責任補償の補償金額と同様に「無制限」をおすすめ致します。
対人賠償責任補償で無制限を勧める理由
対人賠償責任補償にも賠償に際限がありません。
例えば、事故を起こしてしまい、相手の車がトラックだって場合には、トラックの修理費を支払うのは当然ですが、積み荷にも損害が合った場合には、その損害分を補償しなければなりません。
仮に、運転中に誤ってトラックに衝突してしまい、トラックの修理費は100万円で済んだとしても、その積み荷が1台300万円の高額な精密機器を50台積んでいて、その積み荷も損害を受けていたら、トラックの修理に100万円にプラスして積み荷の300万円×50台=1億5千万円の賠償をしなければなりません。
また、冷凍車等の場合には、事故によって、冷凍の機会が壊れてしまうと、冷凍車の中の商品が腐ってしまい、中の商品の損害も賠償しなければなりません。
もしその積み荷がマグロ等の高級魚だったら、損害額がいくらになるのか想像も出来ません。
対人賠償責任補償も、賠償額には際限がありませんので、「無制限」をおすすめ致します。
また、補償金額を「無制限」にしても、1億円や2億円にしても、保険料はあまり変わりませんので、是非、「無制限」をおすすめ致します。