火災保険の種類
火災保険は各保険会社で様々な商品が販売されています。
以前の火災保険は、各保険会社共に同一な補償内容で「住宅火災保険」と「住宅総合保険」、「団地(マンション)保険」が火災保険として販売されていました。
しかし、1998年の金融自由化により、各保険会社が独自の火災保険を販売しだし、幅広いニーズに応えられるような火災保険があります。
従来の火災保険ではカバーできなかった様々なリスクに備える事が出来ます。
一般的な火災保険の補償内容
住宅火災保険と住宅総合保険の違い
住宅総合保険 | 住宅火災保険 | |
---|---|---|
火災 | ○ | ○ |
落雷 | ○ | ○ |
爆発、破裂 | ○ | ○ |
風災、ひょう災、雪災 | ○ 一部自己負担金がある場合もある |
○ 一部自己負担金がある場合もある |
水災 | ○ 一部自己負担金がある場合もある |
× |
飛来、落下、衝突 | ○ | × |
水漏れ | ○ | × |
騒擾等による暴行、破壊 | ○ | × |
盗難 | ○ | × |
火災保険のオールリスク補償
各保険会社からは火災保険のオールリスクタイプの商品も販売されています。
また、特約により、より手厚い補償を付ける事も可能です。
全ての保険会社が同じ特約を付けられる訳ではありませんが、代表的な特約をご紹介致します。
日常生活のトラブルを補償
水道管の凍結の際の修理費用やドアの鍵が盗難された際の鍵の交換費用等、の費用を補償する特約
地震による火災の補償の追加
火災保険の保険金額の50%が上限の地震保険に加え、「地震火災費用」や「地震火災担保住宅」等の保険金と合わせて、地震による火災を最大100%補償できる特約
水害による損害の補償をグレードアップ
火災保険は通常では集中豪雨等の水害のよる損害は全額を補償されませんが、床上浸水以上は全ての損害額を補償するタイプの火災保険
明記物件特約
火災保険では、30万円以上の、貴金属、美術品、絵画、骨董品等は保険契約申込の際に申込書への記載明記が必要になります。
明記しておかないと、補償がされない事になります。