がんは決して治らない病気ではありません。
がんは早期発見と早期治療で治ります。
その為には、まずは早期発見をすることが重要になります。
ガンは早期発見、早期治療で治る
がんの患者数や志望者数が増加している原因の一つとして、高齢化の影響があります。
がんは生活習慣病ですので、、食生活や生活習慣を改善することである程度は予防することができます。
がんは遺伝するなんてことを信じている方もいますが、がんは遺伝的な要因はほとんど関係がないと言われています。
双子の方でも、片方はがんになりやすくて、もう片方はがんになりにくいなんてこともあるのです。
がんは生活習慣や、食習慣である程度は予防することができますので、できるだけ生活習慣や食習慣を改善するようにしましょう。
しかし、いくら生活習慣や食習慣を改善しても、がんになってしまう事はあります。
特に男性の場合には60歳を超えるとがんになる可能性が高くなってきます。
ステージ1の5年生存率
がんは一般的には、検査で発見んされる大きさになるまでには、10年はかかると言われています。
その為、早期発見となった場合でも、すでに10年は経過しているという状態なので、他の部位に転移しているという可能性が十分にあります。
しかし、早期発見をすることで、その後の生存率を高くすることができるとも言われていますので、ぜひ早期発見できるようにしましょう。
がんの早期の段階は、ステージ1の状態です。多くの場合には他の臓器に転移していない小さながんの状態です。
早期にがんが発見することができれば、手術でがんを取り除き、再発や転移を予防することができるのです。
下記では、ステージ1のがん患者の5年相対生存表です。
全ガン | 胃 | 肺 | 肝臓 | 結腸 | 乳房 | 子宮 |
91、6% | 97、6% | 80、3% | 55、3% | 99、4% | 98、8% | 92、2% |
上記の表のように早期発見であれば、生存率が高くなっています。
肝臓がんは要注意
早期発見のがんであれば、早期の治療をして、その後の再発や転移を抑えることができますが、注意が必要なのが、「肝臓がん」です。
肝臓がんは、初期症状が出にくく、早期に発見されるケースが少ないので、発見された時には、がんがかなり進行してしまっているなんてことが多くあります。
B型肝炎やC型肝炎にかかっていたり、肝硬変を患っているという場合には注意が必要です。
ガンを早期発見する為のポイント
がんは早期発見が重要になりますが、では、早期発見できるようになるのはどうしたらいいのでしょうか?
早期発見をするには、下記のようなことに注意してください。
- 年に1回定期健康診断や人間ドックを受ける
- 何か不調を感じたらすぐに病院に行く
がんの早期発見は、検診で発見をするか、初期症状の時に病院で受診をして発見してもらうかなどの方法があります。
健康診断くらいでは発見されないこともありますので、定期的に人間ドックなどの詳細な検査を受けることをお勧めします。
また、検診以外でも自分が不調を感じたら、すぐに病院で検査を受けるという事も重要です。
自分自身で体調管理をきちんと行って、定期的に検診を受けたり、人間ドックで検査をしたりするという自己防衛ががんの早期発見には必要になります。
万が一がんになっても早期に発見することができるように、日々健康に気を使い、何かおかしいな?なんて思ったら、すぐに病院で検査をするようにしましょう。