定額年金と変額年金を比較
個人年金保険には、「定額個人年金保険」と「変額個人年金保険」の２種類があります。
- 「定額個人年金保険」・・・書来受け取る年金額が決まっている
- 「変額個人年金保険」・・・保険会社の運用実績によって年金額が変わる
どちらの保険が良いという事は、人それぞれの考え方によって変わってきますので、一概には言えませんが、それぞれメリット、デメリットがありますので、しっかりと把握して下さい。
- 定額個人年金保険のメリット、デメリット
- 変額個人年金保険のメリット、デメリット
定額年金と変額年金の特徴の比較
| 定額個人年金 | 変額個人年金 | |
| 年金額 | 決まっている | 運用実績によって変化する |
| 支払い方法 | 月払、年払、一時払 | 一時払が一般的 |
| 運用 | 保険会社が一般勘定で運用 | 契約者が選択した投資信託で運用 |
| 元本保障 | 保障されている | 元本割れをする可能性がある |
| リスク | インフレリスクが存在する | 運用実績によってはマイナスになる |
「定額個人年金保険」は、契約時に将来受け取る事の出来る年金金額が決まっていますので、老後のライフプランを設計する上でメリットになりますが、インフレリスクには弱い傾向にあります。
「変額個人年金保険」は、投資信託によって運用されますので、景気によっては大きく元本を割ってしまうケースがあります。
変額個人年金保険は、投資と割り切った方が良いのかもしれません。