定額個人年金保険のメリットとデメリット
個人年金保険には「定額個人年金保険」と「変額個人年金保険」があります。
インフレリスクに備えたいという方や保険に投資性を持たせたいという方は、変額個人年金保険でも良いのでしょうが、将来確実に決まった金額を受け取りたいという方は定額個人年金保険の方が良いでしょう。
「定額個人年金保険」には、5年ごと利差配当タイプと無配当タイプがあります。
配当付の場合には、年金の上乗せが期待できます。
どちらも、元本保証されていますので、老後のライフプランがたてやすくなります。
保険料の支払いは、月払が一般的ですが、保険料が割引される年払や契約時に一括で支払う一時払いが元本も返戻率が高くなります。
年金の受け取り方としては5年間や10年間など決まった期間受け取る事の出来る確定タイプや終身タイプがあります。
定額個人年金保険のメリット
- 老後資金を確実に準備する事が出来る
- 受け取る年金金額が確定しているので、ライフプランがたてやすい
定額個人年金保険の最大のメリットは契約時に、保険料と受け取る年金金額が決まっている点です。
変額のように景気によって年金金額が変化しないので、ライフプランがたてやすくなります。
定額個人年金保険のデメリット
- 中途解約をすると、支払った保険料よりも少ない解約返戻金になってしまう
- 低金利の時に加入すると銀行預金よりも不利になる可能性がある
- インフレリスクがあり、年金受取時に物価阿賀上昇していると年金価値が減少する
定額個人年金保険のデメリットは年金額が決まっているという点です。
ンフレリスクに対応ができないので、物価の上昇がおこると、年金価値が減少してしまいます。
まとまった金額が用意できる高齢者に人気があるのが、変額個人年金保険ですが、これからの日本の景気を考えるとリスクが高いのかもしれません。