「もし、がんになっても健康保険があるから大丈夫だよ！」なんて言っている方も多くいます。
しかし、健康保険だけで本当に大丈夫なんでしょうか？
確かに、がんの治療費用の多くの費用は、健康ほけんの適用範囲となっているかもしれませんが、がんの治療のために入院した時には健康保険ではまかないきれない費用が必要になります。
こちらでは、がん治療の際に健康保険ではまかないきれない費用についてご説明します。
がん保険を検討している方は、ぜひご覧になってください。
健康保険が適用されないガン治療の費用
がんになってしまって、治療をすることになった場合には、多くの場合には入院することになると思います。
入院をすると、当然入院費用が必要になりますが、入院費用に関しては、健康保険の適用範囲となりますので、支払いきれないくらいの高額な請求が来るということはありません。
手術の費用に関しても同じで、先進医療を受けない限りは、健康保険の適用範囲となるので安心です。
しかし、入院中に必要になる費用の中には、健康保険では適用されない費用があります。
長期の入院となると、その健康保険では適用されない費用が高額になってくるのです。
健康保険の適用外の費用の代表的なものを下記でご紹介します。
健康保険が適用されないもの
- 差額ベッド費用
- 食事代
- 診断書
- 先進医療
上記のような費用が健康保険では適用になりません。
特に先進医療は「重粒子線治療」や「陽子線治療」などの治療を受けると、300万円以上の費用が必要になります。
それでは、一つずつご説明していきます。
差額ベッド費用
差額ベッド費用は、病院や地域によって異なりますが、１日で５０００円以上になるケースも少なくありません。
差額ベッド費用は本来、患者の意思で希望した場合に病院が請求できるものですが、実際には良く分からずに、支払っている方も多いのでは無いでしょうか。
１日５０００円でも３０日入院すれば１５万円にもなってしまいます。
４人以下の部屋に入院する際には差額ベッド代が胃くらいになるのかは、事前にしっかりと確認をしておいて下さい。
食事代
入院中の食事は一部が自己負担になります。
一般的な収入の方で１食あたり２６０円が自己負担の金額となります。
残りの部分の食事代は健康保険で支払われます。
しかし、特別メニュー等を頼むとその場合には全額自己負担となりますので、注意して下さい。
診断書
診断書は主に医療保険やガン保険に加入している方が保険会社に給付金の請求を行う為に必要になります。
また、会社員の方は職場に休職願いを出す際にも、必要になるでしょう。
保険会社に提出する診断書は、保険会社所定も書式になっている場合も多いので、保険会社所定の診断書を担当医に渡して記入してもらうようにしましょう。