万が一がんになってしまったら、治療費の事も心配ですが、一番心配になるのは、「再発や転移」しないか?という事ですよね？
がんは早期発見や早期治療で治る可能性が高い病気ですが、再発や転移は発症する可能性があります。
「がん保険」に入っていても、再発した場合には保障ってあるの？転移しても「がん保険」って使えるの？なんて思っていませんか？
こちらでは、がん保険の再発や転移に関する保障に対して分かりやすくご紹介しています。
がん保険を検討している方は、再発や転移に対してのきちんと考えて保障を選ぶようにしてください。
ガンの再発、転移に対する保障
たとえがんになってしまっても、早期発見や早期治療で根治する可能性が高いです。
しかし進行形のがんの場合にはがんが再発してしまったり、がんが転移してしまったりする可能性があります。
がんという病気はがん細胞が体内で発生してから、10年以上も体内でがん細胞が成長をして「がん」という病気になるのです。
この10年の間に他の部分に転移している可能性も十分にあるのです。
がんの転移とは、がん細胞が成長して他の組織を侵食を行い、血管やリンパ管に侵入することによって、血液やリンパ液と一緒に流れていき他の臓器にたどりつき、その臓器にがん細胞が定着するという事です。
このように転移したがん細胞は、その大きさが約1センチくらいの大きさにならないと検査でも発見することが難しく、検査で発見される大きさの1センチにならないがん細胞が転移してしまうなんてケースもあります。
がん細胞の元になっている原発巣が発見される前に転移した転移巣が発見されるということもあります。
がん細胞は非常にしぶとい細胞で、がんを手術などの治療で完全に摘出したと思っても、検査や目視で見つからないがん細胞が残っていて、再発してしまうなんてことも多くありますので、注意が必要です。
再発や転移に備える保障
そのように、怖いがん再発や転移ですが、最近のがん保険では、再発や転移の際にも保障がされるがん保険もあります。
2回目でも3回目でも診断給付金を受け取ることができるがん保険があるのです。
再発や転移はとても怖いものですが、その再発や転移の場合でも保障が受けられるというのは、本当にうれしい保険ですね。
がん診断給付金
がんの診断給付金とは、「がん」と診断された際に、あらかじめ設定された金額を保険金として受け取ることができる保険の保障ですが、この診断給付金が何度でも受け取ることができる保険があります。
何度でも受け取ることができると言っても条件はあります。
一般的には2年に1回という条件が付いている保険商品や2回目以降の診断給付金を受け取る場合には、入院が必要となっている保険商品もあります。
この条件は各保険会社や保険商品によって異なりますので、加入する前にきちんと確認をしておきましょう。
がん治療給付金
がん治療給付金とは、がんの治療を目的として入院をした時にまとまった給付金が受け取れる保障です。
給付金も何度でも受け取る事が出来るタイプの保険商品が多いので、２回目以降の診断給付金の代わりとして役に立ちます。
診断給付金が１回しか給付されない保険商品でも、この保障が何度でも受け取れるのであれば、問題は無いもかも知れません。
再発治療保障
最近のがん保険では、再発の治療費用も保障対象となっているがん保険の商品が人気となっています。
初めてがんと診断された時から５年以上経過した後にがんの治療を受けた時にまとまった給付金を受け取る事が出来ます。
がん保険の再発と転移のリスクを考える
がんは再発と転移との闘いでもあります。
この再発と転移の場合の保障をきちんと考えることも、がん保険を選ぶ際には重要なことになります。
がん保険選びの際には、ぜひ再発と転移の際の治療費用の事も考えましょう。